10月7日から芦屋の「Abundante」さんで、新しい「摩利蒔絵」の展覧会です。

赤木明登 八木由紀子
2016年10月7日(金)~10月14日(金)11:00ー18:00 *最終日は17:00まで

「朱磨」という会津オリジナルの加飾技法を八木さんがさらに進化させました。
産地の壁を乗り越えて、その二つの技術を融合させでできあがったのが、この「摩利蒔絵」。
名前の由来となった「摩利支天」は、太陽の光とその影を司る神の名。
朱と黒。朱と白。シンプルな色の組み合わせだけで、植物紋を表現します。
太古の昔、器が始まった時から装飾に使われてきた植物模様。
菊、桐、松、蔓草など、それぞれのモチーフが深い象徴的な意味を持っています。
生と死のはざまに込められた、人の根源的な願望が込められているのです。
特別な「摩利蒔絵」、福島につづいて西日本で初めての発表です。
赤木さんには、ふだんに使える漆の器もたくさん用意していただきました。

図案・山本由布子(イラストレーター)


Abundante
tel. 0797-25-0862
兵庫県芦屋市精道町5-3精道アパート301号
http://abundante.jp